伎 楽 【三蔵法師 求法の旅】
聖徳太子の時代に中国から伝来した伎楽(仮面舞踏劇)が15年前に奈良、薬師寺で復興しました。
伎楽は雅楽の一段階前の演劇で、この古代の様式を用いて、玄奘三蔵が仏教を修めるため、中国から砂漠とヒマラヤを越え、インドのナーランダーで学び、再び徒歩で中国に仏教を伝えた16年の旅の実話を伎楽で表現したものです。
薬師寺には中国から玄奘三蔵の頭骨が納められ、玄奘三蔵堂に安置されています。お堂を囲む回廊の正面壁画には平山郁夫画伯により描かれた中国からインドまでの三蔵法師が歩まれた道行きの巨大な風景壁画があり、この回廊とお堂を使い、玄奘三蔵と仏教そのものへの奉納としてこの伎楽が演じられます。
私は2006年に玄奘三蔵を演じる機会を戴き、好評により2007年も演じさせて戴き、2008年も演じさせて戴くことになりました。
シルクロードから伝わった古代の仮面(復元)や吉岡幸雄先生が復元された古代の草木染めの衣装は本物中の本物! おおらかで静かな古代を彷彿させてくれます。
また天理大学の雅楽部による雅楽の演奏と舞いは日本一の実力を誇り、雅な異次元の世界に誘ってくれるでしょう。
伎 楽 『三蔵法師 求法の旅』
【浜離宮朝日ホール】
平成20年3月2日 13:00 17:00 公演
平成20年3月3日 14:00 公演
チラシを見る(PDFファイル)
【奈良 薬師寺】
平成20年5月5日
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